成功の秘訣

From:山川晃弘

今日は、昨日書くよーと銘打っていた
長崎ちゃんぽんで有名なリンガーハットについて、
考察してみたいと思う。

リンガーハットはとんかつの浜勝と同じ系列のチェーン店で、
ご存知のように、
長崎の名物であるちゃんぽんの専門店としてオープンした。

長崎ちゃんぽんの店としては、
結構前からある有名店なのだが、

昔はマクドナルドと同じような戦略で
薄利多売の戦略をとっていたが、
徐々に経営不振になっていった。

まあ、
確かに10年近く前は、本当にそういう
安さをウリにする店がとても多かった気がする。

だが、2009年に
ちゃんぽんの主役ともいえる野菜に
力を入れたことで、転機が訪れた。

まず、従来の外国産の野菜から
全て国内産に変えることから始めた。

契約農家と契約を交わし、いつでも
新鮮で安全な野菜を流通させるシステムを
作り上げた。

当然、コストは掛かり、値段も上がるのだが、
健康志向の強いユーザーや女性客の支持を得て、
見事に集客する事に成功したのだ。

また、
調理工程の自動化にも成功したのも
要因の一つと考えられる。

従来は一品一品、
調理人が注文を受けてから料理する作業となっていたが、
中華鍋で野菜を炒めて、スープと麺を合わせるという工程上、
どうしても味にばらつきが出てしまう。

これをすべての店で、
オール電化の自動回転鍋を導入。

野菜を一定量入れるだけで、
自動で回転する鍋が一定時間で同じ効率で調理していき、
1品当たり2分という速さで
提供できることにも成功した。

これは、お昼時の繁忙時に
時間を節約でき効率化できるだけでなく、
人件費の削減や新人の研修期間の短縮など、
色々なところでメリットを出している。

特に研修期間は、従来の半年の期間から、
何と一週間にまで短縮。
掛かるコストの差を考えると、素晴らしい実績である。

先日、初めて食べに行ったが、
確かに、特に野菜が美味しかった。

ワンコインは超えてしまうが、
これだけのボリュームで健康にも良いのであれば、
人気になるのもわかる気がする。

実は、麺は細麺の方が好きで、
あまりちゃんぽんのような太麺が好きじゃなかったから、
あまり食べたいと言う欲求がなかった。

だけど、何事も試してみないとやっぱり駄目だね。

それだけで人生を
損しているという感じがしてしまう。

まあ、それはさておき、
やっぱり商品やサービスを
何かに特化させるということはとても重要。

リンガーハットは、
安さ重視から品質重視の志向に変え、
ターゲット層の望んでいることに見事に応えた。

そして、さらにその業務をシステム化することによって、
同時にコストも削減し、
とても大きな効果を得たのである。

独自のウリとシステム化。

どんな業種のどんな経営でも、
この2つは売上を伸ばす、大きな鍵となる。

山川晃弘


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