これ、懐かしいなぁ

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From:山川晃弘

 

先日、数年ぶりに友人と共に
秋葉原に行った時の話。

秋葉原といえば、もはや言わずとも知れた、
アニメやゲームなどで賑わっている
猛者(オタク)が群雄割拠する電気街として有名な街だ。

AKB48やメイド喫茶なども有名で、
プラプラと歩いていると、
メイドのコスプレをした女性が
客引きをやっていたりする。

友人曰く、
昔はCD/DVDなどのディスク系を販売する店が多かったのだが、
今はフィギュアの方が人気があるらしい。

まあ、そんなことはどっちでもいいんだけど、
相変わらず、街を歩いていて思うのは、
アニメやゲームなどの
キャラクターの看板が至るところで目に入る。
特に大通り沿いの風景と人の数は凄まじいものがある。

こういう仕事をやるようになって、
改めて見るようになると、
あの看板には、何のメッセージを伝えたくて、
何の効果があるのだろうかと、考えてしまうようになった。

推測だが、
大体は今人気のあるアニメや映画のものか、
ゲームに至っては流行ものか予約段階のものが
宣伝効果として看板になっている気がする。
しかし、そんな大通りから少し中の通りに入ると、
パソコンパーツの専門店や、
昔懐かしいレトロゲームの店などが立ち並んでいる。

とりあえず、僕らの少年時代は、
今のプレイステーションとかWiiとかXboxとかの
ハイクオリティな画面と音楽で遊ぶゲームではなく、

ドット絵で描かれた電子音がいい味を出すファミコンとか
スーパーファミコンが主流の時代だったので、
そういったゲームを取り扱っているレトロゲーム屋は、
懐かしさを感じて、思わず顔を出してしまう。

平日の午後から行ったので、
人はまばらだったが、
休日は結構混んでいるとのこと。

懐かしさを覚えて、
久しぶりにやってみたい衝動に駆られるが、
今や、その当時のゲーム機などを持っていないので、
僕はソフトを買うなどして店に貢献はできない。

売上が出ているのか疑問に思うこともあるが、
やはり、一部のコアなファンからは愛されているのか、
こういう店が秋葉原からなくなってしまうことはない。

このような店が存在するのは、もちろん店長がこういう
レトロなゲームが好きで開業したと言うのが一番の理由だと思うが、

売上目的で客層が多いからと言って、大通りにあったような
今の流行を取りいれた店をただ出しても
競合が強すぎて、資金面で付いていけない。

それに比べこういうものは、
その世代のファンだった客からすると、
かなりの需要があるのだろう。

顧客からすれば、日々の忙しくストレスの溜まる日常から、
童心に帰ることのできる心地良いものを
提供してくれるものに違いない。
いずれにしろ、
これらの店で提供しているものは、ただ単に商品ではなく、
スターバックスコーヒーと一緒で、
それを楽しむための空間や環境・雰囲気を売りにしている。

そういった店が根強いファン層からいつまでも愛され、
この競争の激しい時代でも生き残っていくのだろう。

 

山川晃弘