小さな町工場を救ったのは…

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

From:山川晃弘

北海道の室蘭市にある小さな町工場。

地元で採れる大豆を使って、
主に納豆の生産と取り扱いをしている
家族ぐるみで経営している小さな企業があった。

名前は『内藤食品工業』。

地元で採れる道産100%の大粒の大豆を使った
納豆『おらが街』は、
タレもからしもその他薬味を何も付けずに
素材の味をそのまま楽しめる濃厚な味と甘みが有名らしく、
2010年には全国納豆鑑評会で、最優秀賞を受賞したという。

だが、時代の流れからか、
そんな立派な賞をとっても徐々に注文は減少。

徐々に経営が悪化し、資金繰りにも苦労しだし、
銀行からの緊急融資も借りられなくなって、
遂に倒産もあり得る話という話になったころ。

そんな絶望的な状況を救ったのは、、、

なんとSNS(Twitter)だった。

家族ぐるみでやられている娘さんが
日々の会社の経営難の状況を
Twitterに投稿していたらしい。

経営が不振であること、
経費節減のために原価を抑えて品質を落とせと言うアドバイスに
断固反対したこと、

そして、上記の銀行からの緊急融資を断られたことなど、
全部暴露していた。

挙句にお父さんも倒れてしまって、
まさにお手上げ状態

\(^o^)/オワタ


投稿には本当にこの顔文字を使って

『緊急融資断られた\(^o^)/』

みたいな、半ばやけくそのような投稿があったそうだ。

それを見ていたフォロワー達に火が付き、
大炎上を巻き起こした。

この小さな町工場を救ってあげたい、
品質にこだわり、最優秀賞も受賞した商品なら食べてみたい、
北海道の小さな宝を倒産させたくない、

理由はそれぞれだが、様々な思いから
この納豆に注文が殺到。

これまでは月に10件くらいしかなかったネット注文が、
上記の投稿をしてから、たった3日で500件以上の
注文が舞い込んだのである。

工場では3日間ぐらい徹夜の日が続き、
今では生産が追い付かず、
注文しても2~3カ月待ちという、
経営者は嬉しい悲鳴を上げているそうだ。

Twitterというと、最近は、
バカな若者が後先考えず、自分の痴態をさらけだし
ネットで反感をくらって炎上する
まさにバカ発見機のようなのをよく見るが、

今回のこのような炎上は、
とても心が温まる燃え上がり方だ。

これがTwitterの本来の使い方だ。

広告を出す際も
今はオンライン媒体がとても効果的である。

オンラインは最初は信頼性こそ低いが、
こういったSNSで自社と顧客とのコミュニティを作れば、
とても有効な広告媒体となる。

しかも広告費は労力だけで、基本は無料だ。

こういったコミュニティを作ることは、
どの個人・法人問わず、とても重要。

僕もこの仕事や記事を活かして
読者とのコミュニティを作り、
困っている人の力になっていきたいと思う。

山川晃弘