あなたはこんな間違いしていませんか?

From:山川晃弘

2/6(金)の未明に起こった
台湾南部で発生したたM6以上の大型地震。

この影響で台湾南部の都市である台南市で
高層マンションが倒壊し、
現時点で30名以上の死亡、
100名以上の人がマンションの下敷きになって
取り残されてしまっている。

生死を分ける救出のリミットである72時間まで、
後1日もないが、現場の下の方は
押しつぶされてしまって全く隙間がなく、
救助に難航している。

当初、僕の方もニュースで聞いて
台湾南部は相当の被害が出ているのかと思ったら、
周りの建物を見ると、このマンション以外、
特に著しく家屋の倒壊などは見られない。

これは何かおかしい。

当然ながら、このマンションの倒壊は
もしかしたら人災によるものではないかと
見解されてきている。

その理由は、倒壊してむき出しになった柱は
まず、マンションの大きさに比べてあまりに細く、

また、この柱には強度を上げるための格子状に鉄骨をいれておらず、
縦方向にしか鉄骨がないため、
横揺れに対して、耐性が低い。

また、コンクリート壁の間からは、
一斗缶が並んで敷き詰められており、
コンクリート代を浮かせるために偽って、
経費を削減した後さえ見つかっているとのことだ。

そうなってくると、話しは変わってくる。

確かに直接的な原因は今回の地震かもしれないが、
これは、いつか起こるべくして起こったものになるのだ。

本当であれば、失わずに済んだ命が、
人の手によって失われる。

こんな悲しいことがあってよいのか。

日本でもマンション関係での不祥事が
ここ最近は目立つ。

横浜のマンションで
旭化成製の杭が緩い地盤に撃ち込まれていて、
建物が傾いた報道がされたのは記憶に新しい。

また、つい最近でも、
法的な基準を満たしていないということで、

文京区の新築マンションに入居予定だった人たちが、
入居3カ月前にいきなり契約破棄になってしまうという
騒動もあった。

マンションを購入するというのは、
その人の今後の生活に密接に関わってくることであり、
その人の一生とも言える、とても重要な財産である。

それを期日に間に合わないとか、
予算に合わないからと言って、
手続き不備や手抜き工事をしてまで
間に合わせても、誰も喜ばない。

結局、後になって
全てを失うことになってしまうのだ。

日本でも海外でも
こんなものは氷山の一角にすぎないだろう。

先進国が高度経済成長期に建てた負の遺産は
今後も色々なところで暴露してきそうだ。

これらから学べる教訓は、
例え期日に間に合わないからと言って、
未完成のまま販売したり、納品したりしないこと。

結局、それがやり直しになってしまったら、
時間もお金も延長をもらった時より
余計に掛かってしまう。

さらにお客さんにだって、当初よりもっと迷惑がかかる。
バレなければいいやと思わずに、
誰に迷惑が掛かるのかと言うのをいつも考えて、
その業務を行ってほしい。

山川晃弘