スシロー都心部へ進出!?

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From:山川晃弘

 
日本人の好きな食べ物ランキング、
不動の1位である『寿司』。

その中でも特に、未だにブームとなって冷めやまぬのが、
皆、誰もが一度くらいは行ったことあるだろう回転ずしだ。

僕が小学生ぐらいの時は、
かっぱ寿司とかアトムボーイとか
しかなかった印象がある。

その今や回転ずし業界の最大手である『あきんどスシロー』が
先月の9月15日に山手線内で初めての都心型店舗、南池袋店を開店させた。

スシローは今まであまり都心部に店を展開せず、
郊外店ばかりを展開していたのは、結構の有名な話だったりする。

それでも郊外店ばかりとはいえ、
行列は土日だけにとどまらず、
平日でも17時過ぎあたりからどの店舗もすでに混み出し、
ピーク時には120分待ちを超えるほどの人気ぶりだ。

少し話が脱線してしまったが、
スシローが都心部に展開しない理由は
単純に賃料が高い上に座席数も限られてくるからだ。

取り扱っている商品や値段は同じ。
どこも17時以降は確実に混むのであれば、
座席が少なく、賃料が高い所は割に合わない。

ただでさえ100円というリーズナブルな商品なので、
薄利多売形式にならざるを得ず、
戦略としては、やはり回転率の向上が課題となる。

今回、スシローが行った都心型の戦略は、
飲食関係業界のアイディアが詰まったものなので、
ここで簡単にその情報をシェアしたいと思う。

 
この南池袋店では既存店とは違う
都心部用に向けた戦略の仕掛けを3つ試みている。

 
1 メニュー構成

まず、一番大切な顧客層について。
南池袋店に来店する客層は郊外型と違って、
家族連れの客層ではなく、会社員や学生、外国人観光客が多い。

よって、学生や外国人観光客が好みそうな
幾層にも重なったローストビーフに
ヨーグルトソースと甘辛ダレをコラボした
「ローストビーフマウンテン」や、

会社員の需要を狙った1皿3貫で120円の
「にぎり3貫」といったメニューを導入した。

この他にも他店で期間限定のネタを
通常メニューに展開するなど、
「満足してもらえるように常に工夫する」
というのをコンセプトにしているようだ。

ちなみにメニューではなく価格になるのだが、
南池袋店は従来の100円からの皿ではなく、
最安が120円からの皿を導入している。

理由は上記に挙げたことだと思うので、
仕方がないとは思う。

 
2 新レーンの導入

注文した商品が3分以内に届く高速レーンを
従来のゆっくり回転するレーンとは別に手元に配置。

これにより、商品の注文が入ってから作られて、
手元に届けるまでが短縮され、
ゆっくりレーンに流れてくる時間がなくなったので、
客の回転率が良くなるわけだ。

 
3 セルフレジの導入

『くら寿司』や『はま寿司』など、
すでに導入しているところがあると思うのだが、

皿にICチップを付けて食器に近づければ、
枚数を自動で数えることができるよう端末を強化して、
会計処理のスピードを向上させている。

スタッフが目視で行う従来のやり方よりも早い上に間違いも防げ、
加えて皿の形を変える必要もなくなるので効率化に繋がり、
当然、回転率も良くなるし、経費の削減にもつながってくるというわけだ。

 
飲食業界に限らず、店舗を構える形態では、
どんな客層がターゲットで、
どう効率化させて、回転率を上げるのかが重要になってくる。

特に都心部に展開しており、
取り扱っている商品の単価が安い場合は、
それが如実に結果となって現れてくる。

今回のスシローの都市部への
戦略的実験店舗の進出が成功となるのか、今後に期待である。

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プロセレクション出版
【結果に責任を持つスペシャリスト】

パートナーシップアドバイザー
セールスコピーライター

山川晃弘


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