目的は何だったのか?

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From:山川晃弘

 
先日、
『セミナー情報.comサイト』に登録されている
無料の店舗集客セミナーに行ってきたときの話。

自分も看板に掲げているように、
集客代行事務所であるので、

何か1つでも新たに学べるものがないか?
同業はどういった形でセミナーを展開していくのか?

そして、
集客に困っている人のためのセミナーなので、
自分の理想とするクライアントを探しにと色々な目的で行った。

よくセミナーや懇親会・交流会などに
「何となく名刺を交換できればいいなー」
みたいな感じで、参加する人がいる。

だが、それだと名刺交換だけがメインになってしまい、
他のことは例え学んだとしても、忘れてしまう。

最低何か一つ自分の中で発見する。
最低何か一つ名刺交換した人と次に会う約束をする。
最低誰か一人と名刺に記載されている連絡先以外の
SNSなどの情報を交換する など。

目標意識を複数持って参加することで、
最終的に達成できるものに差が出てくるし、
時間を無駄にしなくてすむ。

そういう意味も含めてセミナーで学びにいったのだ。

 
結論から言うと、セミナーの内容は
まあ、客側としては良かったと言えるが、
同じ主催者側の立場だったらダメダメと言える内容だった。

まず、根本的に
セミナーを行う理由とは何だろうか?

先日のセミナーは無料セミナーだった。

これが、心からの慈善事業であれば、
特に言うことはないだが、そんなわけはない。
最低でも自分のお客さんにはなってほしいはずだ。

セミナーではオンラインやオフライン媒体では
販売しにくい、対面でないと有効ではない
高額商品を販売するために開催しているいるのだ。

対面で販売するのは、その人の人格や
セミナーでの権威性もあって、販売が成功しやすい。

セミナーに来る人は何かしらの悩みがあって
来ているはずなので、それを解決する方法を教え、
それを実現するのは自社の商品だと販売するのは、
比較的、容易になるのだ。

この目的が達成できないと、
会場・設備費やそれに充てる人件費などが
バカにならない。

そのセミナーは
2社の合同主催によるもので、かつ
片方の会社の会議室を使っているので、
場所代はたぶん掛かっていない。

だが、肝心のセールス部分が皆無と言える内容だった。

片方は最後の5分前くらいに
3万円~くらいのお試し商品(サービス)の説明、
もう片方は時間がなくて最後に商品の説明もなく、
何を販売しているのかすら分からない状態だった。

通常約2時間弱くらいのセミナー内容で
最後の10~15分はセールスでないといけない。

最初からセールスしたり、
セールス時間が長すぎると客は嫌気がさしてしまう。

コンテンツを提供するのは構わないが、
それだけで終わってしまっては全く意味がない。

最低でも1~2人は高額のバックエンド商品を
買ってもらえなければ、元が取れないだろう。

 
とりあえず、
平日の日中に開催されていたセミナーだったので、
参加者が圧倒的に少なく、かつオンラインを無料でも
配信するというわけのわからないサービスも併用していたため、
参加者がわずか5人という圧倒的に少ない状態で終わった。

その中でも当初の予定通り、
何とか名刺交換を一人はやらせてもらったが、
あまりメインの目的は達成できたとは
言い難い結果になってしまった。

 
あなたがもし、セミナー系を実施している立場なら、
もう一度、何のためにそのセミナーを実施しているのか考えてみよう。

目的を達成するために内容を展開しなければ意味がない。
もしくは、従業員にただやらせているだけでは、
彼らにその目的意識がなければ、
何の成果も得られないだろう。

 
山川晃弘